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お知らせ
友の会金沢北ブロック
こどもたちが「薬剤師さん」「歯医者さん」に
2014年7月29日
2014年7月29日
金沢北健康友の会 藤牧 渡
今年の「おやこ保健学校」は歯医者さんと薬剤師さんをテーマに、城北歯科と菜の花薬局の協力で行われ、17人のこどもたちとお母さんが参加しました。受付で小さな白衣をもらって、たちまち「歯医者さん」と「薬剤師さん」になりました。
参加したこどもたちは小学1年から5年生の男女で、それぞれ3人のグループに分かれて各コーナーを回って体験しました。歯医者さんでは「指型」を石膏でつくる体験、歯みがき剤を作る、歯の種類や役割を学ぶコーナーを回りました。薬局では、虫よけスプレーを作る、乾燥した肌に塗る軟膏を作る、マーブルチョコで分包機を使って薬を作りました。
城北歯科の浦井所長も、難しい歯の種類や並び方を、ライオンやウサギの写真を使ってわかりやすく説明。「じゅんばんをまちがえずにならべられてよかった」と嬉しそうに話してくれるこどもたち。浦井所長も「やったー、すごいね~」とほめます。津田主任(衛生士)も手際よく指型に石膏を流し込み、こどもたちの目を引きつけました。出来上がった指型は、指のシワもわかるほど精巧で、ついていたお母さんも感動する一幕も。
菜の花薬局の針田薬局長も、軟膏を作るコーナーを担当し、軟膏をすくい取るヘラを持って「シャキーン」と、アニメの世界へこどもたちを引き込みます。
途中「おやつの時間」には、みんなでゼリーを食べていっぷく。
あっという間の3時間でした。終わってから感想を書いてもらいましたが、「全部面白かった」「また来たいです」「薬剤師になりたい将来の夢が強くなりました」など、面白さと感動が伝わるものでした。
参加者には藤牧渡校長(金沢北健康友の会会長)から、一人一人に修了書が渡されました。恥ずかしそうに、でも嬉しそうに修了書を受け取る姿は満足感でいっぱいのようでした。
こどもたちもお母さんも「わくわくした体験」型の「おやこ保健学校」になりましたが、来年ももっと充実したものにしようと話し合っています。