医療は患者と医療従事者の共同の営み

当院は、「医療は患者様と医療従事者の共同の営み」という考えのもと、医療従事者からの治療方針提示や教育などだけではなく、患者様自身に「ご自分の病気のこと＝自らの治療・療養に関わる医療情報」をよく知って頂き、その情報をもとに自己決定していただくことで、患者様にも主体的に治療に参加いただきたいと考えています。病気のことを「知識」として理解していただくだけでなく、生活背景や食習慣などライフスタイルの自発的な「変容」も含めて、医療従事者との共同作業としての側面が重要と考えております。

患者会

上記のような考えのもと、患者様自身に医療に主体的に参画いただく場として、主に慢性疾患を中心として様々な「患者会」を構成し活動を進めてきています。 病気そのものの理解や療養上の注意などを深める学習や治療をより効果的に進めるための生活改善の相談、同じ病気を抱える患者様同士の交流や励ましあい、また医療界における患者の権利向上のためにも活動しています。 具体的には、学習会（病気のことや治療のこと）、食事会（アレルギー除去食や減塩食など）、親睦を深める懇親会などを定期的に行っています。車椅子などの患者様が多い行事の際は、相応数の職員が同行し、安全に過ごせるよう見守りやお手伝いをさせていただいています。 創設から数十年の歴史がある患者会、全国に会員さんがいる患者会など、様々です。詳細につきましては、お気軽に職員へお問い合わせください。

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