『いつでも元気』2014年8月号掲載

2014年6月3日
金沢北健康友の会　藤牧　渡

金沢北健康友の会では、前身の「城北病院友の会」設立以来35年を経過したことから、昨年度の事業で歴史をまとめることにしました。民医連は60年の歴史があり、県連や事業所単位でも歴史がまとめられ、職員教育の教材としても使われています。その中でも、共同組織については触れられていますが、友の会の側から活動をまとめたものはありませんでした。

歴史編纂委員会では、「本棚の飾り物にならないで、みんなに読まれるものをつくろう」と話し合いました。その為には「参加型のものがいい」「支部ごとの活動は支部の人にまとめてもらおう」ということになりました。まとめてみると基本になる総会記録さえ、保存されていないものがありました。改めて、歴史的事実や写真は記録としてキチンと残すことの大切さを痛感しました。

支部活動の紹介部分では、支部代表者に記事を書いてもらい、写真を選んでもらいましたが、それぞれの特徴や自慢の活動がわかる内容になっています。

『あなたにとって友の会とは？』のページは、この冊子のポイントになる部分で、地域の会員や民医連職員70人余りに直接取材し、ボードに書いてもらって写真に収めたものを掲載しました。

記念誌は14回の編纂委員会を経て、去る5月25日の総会に間に合うように発行されましたが、資料編を除いてカラー印刷です。

記念誌を手にした人は、「写真も多くあり、健康づくりなどの活動が、とてもわかりやすくなっています」「『あなたにとって友の会とは？』のコーナーは、簡潔明瞭に、現在の友の会と今後の方向性が浮き彫りになっている」「読みやすくて、新しい職員に読んでもらえば、民医連と友の会のことが良くわかる内容になっている」と感想を述べています。