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お知らせ
友の会金沢北ブロック
「杖つかないと歩けないよ」おやこ保健学校で高齢者体験
2015年7月26日
「杖つかないと歩けないよ」おやこ保健学校で高齢者体験
2015年7月26日
石川県健康友の会連合会
金沢北ブロック 藤牧 渡
7月26日に行われた、友の会の夏休み企画「おやこ保健学校」には、今年は24人のこどもたちが参加してくれました。
今年の企画は、看護師部門の「こんな時どうすればいいの」簡単クイズ、リハ部門の高齢者体験、検査部門のばい菌検査、放射線部門は不思議発見、城北歯科は虫歯に詰め物、菜の花薬局は軟膏づくり、と盛りだくさんでした。「赤と青を混ぜたら紫色になると思ったら白っぽい色になってビックリしました」「ひいばあちゃんが、かいだんをあがるとき、『どっこらしょ』といっていたけど、ほんとうにあしがあがりませんでした」
車イスに乗ったり、お母さんを乗せたり、お爺ちゃん・お婆ちゃんの行動がわかる体験、手洗いしたあとのばい菌の多さにビックリしたり、 レントゲンを通して見ると写るものと写らないものがあります。どれも、こどもにしたらビックリすることばかり。
お父さん・お母さんは、携帯片手に、わが子の写真を撮るのに余念がありません。車イスに自分が乗って、こどもさんが押す姿を記念写真に納める光景も見られました。感想では「日頃から『手洗いをしてね』『歯磨きをしてね』と言っていても守れないけど、身をもって大切さがわかって良かったと思います」と書かれていました。
1コーナー30分ほどで、4部門を回るというスケジュールでしたが、リーダーの職員が上手に案内して回り、時間通り回ることができました。3時過ぎには、栄養部門のスタッフが用意してくれた「おやつの時間」で、食べ終わった後は、3問の食べ物クイズに挑戦しました。
修了証書は、今日の「おやこ保健学校長」をつとめた友の会会長が、一人一人の名前を読み上げ、「おめでとう」と声をかけて渡しました。最後は全員で卒業写真を撮って終了。
どの企画も、こどもたちの関心に応えたようで、マイクを向けられると、「ばい菌の多いのにビックリした」「歯科のところが面白かった」などと感想を述べていました。
お父さんやお母さんも、「おやつが美味しかった」「いつもは入れない薬局の中を見れて良かった」など感想を語り、「来年もよろしく」と手を振って変える姿が印象的でした。