-
お知らせ
友の会金沢北ブロック
お坊さんが「平和と人間のいのちの尊さ」を歌う 春まちコンサート
2015年3月8日
お坊さんが「平和と人間のいのちの尊さ」を歌う
春まちコンサート
2015年2月17日
金沢北健康友の会 藤牧 渡
10周年を迎えた金沢北健康友の会の新春フェスティバルは、城北歯科10周年もかね、駅前の県立音楽堂コンサートホールに、250人の会員を集めて行われました。
今年は、浄土真宗東本願寺の歌姫こと鈴木君代さんのライブを楽しみました。「いつでも元気2013年7月号」の表紙を飾った鈴木さんは、ギター片手に平和への熱烈なメッセージを歌い上げました。幼少の頃、金沢市に住んでいたということが紹介されると、一瞬会場は沸きました。
震災の1ヶ月前、大船渡でコンサートを開いた時、ハーモニカおじさんと演奏したこと、そのおじさんが犠牲になってしまったと語り、皆で「ふるさと」を合唱しました。今も福島原発事故で避難生活を余儀なくされている人たちが10数万人もいるというのに、原発を再稼動させようと急ぐ国の政治を厳しく糾弾しました。
命の重さに変わりはないし、戦争は絶対してはいけないのに、この国は戦争する国に舵を切ろうとしている。それを口にすることさえ、秘密保護法で取り締まるのは許せない、と語る鈴木さん。お坊さんである鈴木君代さんの言葉には説得力がありました。
シンガーソングライターでもあり、自ら作ったオリジナル曲に皆が一緒に歌える曲を交えて焼く1時間の演奏を終えた鈴木さんの演奏には、大きな拍手と花束が送られ、アンコール曲も演奏されました。「いのちの花を咲かせよう」のサイン会には、たくさんの人が列を作り、用意した本とCDが売り切れました。そしてたくさん感想文が寄せられました。
「心にしみる歌声、一曲一曲がとても良かったです。お元気でご活躍を!」
「お坊さんだからこそ、平和の語りが伝わってくるように思った。」
「とても感動しました。歌詞や会話の内容にとても共感しました。現在の情勢の話も的確で勉
強させていただきました。毎年お聴きしたい」
「メッセージ性がありながら、新春フェスティバルのやわらかな雰囲気もあっていて、心にしみました。」