2014年5月20日
金沢北健康友の会　藤牧　渡

　5月17日（土）午後、約４０人が参加して「まつもとてい４周年記念のつどい」が行われました。

　「水戸黄門のメロディーで『うさぎとかめ』を歌ってみましょう」と、キーボードを演奏する研修医の横山加奈子先生が提案。「どっちでも歌えるんですよ」とやってみたら、本当に歌えました。いつしかひき込まれて、大合唱になりました。若い時に歌った「いつでも夢を」や「少年時代」を、それは大きな声を出して歌ったのです。

　「こんなに皆さんとご一緒に歌って頂けるとは思ってもみませんでした」と感激した横山先生。「この拍手を私は勝手にアンコールと受け止めました。最後に定番の坂本九さんの上を向いて歩こう！」というと、またまた大合唱。あっという間の30分が過ぎました。

　お茶とお菓子が配られて小休憩の後、「この一年間を振り返って」とスライドが上映されました。一年前には「レストランわたや」がオープンし、最初のお客さんは歯科医のＳ先生でしたが、今では近所の事業所従業員、城北病院に来られた患者さんなど、たくさんの人が来られるようになりました。

　またこの間、全国の民医連・共同組織からも注目され、見学者がありました。

　一方で、生活保護基準の引き下げが行われ、社会保障改悪が進められています。人権を守る活動の分野でも、毎月の学習会を13回続けて、不服審査請求運動の先頭に立っています。

　「まつもとてい」が大切にしてきたことは、①人権を大切に、②困難な人に寄り添い、③人と人との交流を通して、④生きがいを見つける、ことです。

　最後に「レストランの利用を増やそう」「生活保護改悪ストップ、誰もが大切にされる社会を」「一人ぼっちをなくし、友だちどうし助け合おう」「まつもとていを財政的に支えよう」と、これからの行動提起が行われました。

来年は５周年を盛大に祝いたいと思います。